10万円で始めるポートレート。カメラとレンズは富士フイルムがおすすめ!
10万円の予算でポートレートを始めるなら、最初のカメラとレンズは富士フイルムがおすすめ!
今、カメラやレンズを全く持っていない状態で、10万円の資金があったら、どのカメラとレンズを買うか、真剣に検討してみました。
自分だったらこれを買うというカメラ、レンズの組み合わせを1つだけ紹介します。
(こういう紹介系でよくあるパターンは、何種類もカメラを選択肢として並べたりするのが多いですが、自分がおすすめを受ける立場だったら、結局どれがおすすめか一つに絞ってほしいと思うタイプなので。)
自分は写真にはまってはや10年程。たくさんのカメラとレンズを触って知識を得た今、これまでを振り返ると、無駄な買い物による回り道をしてきたなーと思います。
だって最初はわからないんです。
誰か近くに詳しい人がいて、アドバイスしてくれたらなーと思ってました。
最初にカメラを買った時の自分の心情
「CanonとかNikonとかあるけど、どこのがいいんだろう…?どうやって決めるんだろう?一眼レフ?ミラーレス?」
この記事は令和2年5月1日現在で書いているものなのですが、今時点で自分が一切のカメラやレンズを持っていない状態だとしたら、予算10万円で何を買うかな?と真剣に考えてみました。
僕はポートレートなど人を撮る事が一番好きなので、そこを最優先にしつつも、街中のスナップや、風景、動物なんかもカバー出来る組み合わせを検討した結果・・・
自分だったら富士フイルムのX-E3とXC35㎜F2を買います。
他に選択肢はないかなってくらいにあっさり決められました。
一眼レフじゃなくてミラーレスなの?って思った方、理由が気になる場合はこちらをお読みください。
一眼レフとミラーレスの違い。どっちがいいの?【カメラ購入前必読】
何故このカメラとレンズの組み合わせなのか。
- 富士フイルムのカメラはおしゃれ
- 多彩なフィルムシミュレーションが魅力
- APS-C+X-transCmosセンサーの性能
- レンズは撮りやすい標準域で十分な明るさ
このブログでも何回も言ってますが、富士フイルムのカメラは見た目がカッコいいんですよね。
所有欲を満たしてくれるのですごく好きです。
あと、富士フイルムはフィルムシミュレーションが特徴的で、フィルムを変えるようにいろんな仕上げ方をカメラが提案してくれます。
写真の色編集が苦手な人でも、フィルムシミュレーションを使うと初めからいい感じの写真が出来上がるので、すごくお勧めです。
富士フイルムの公式HPにフィルムシミュレーションの事について説明が書かれていますのでリンクを載せておきます。
フイルムシミュレーションについて
フイルムシミュレーションこちらはフィルムシミュレーション1つ1つがディープに解説されています。マニアックですが、必見。
フイルムシミュレーションについて(深掘り)
Film Simulationの世界
また、X-E3はAPS-Cセンサーという、大きなセンサーを持っています。
センサーとはレンズを通して入ってくる光を受け止める場所のことで、このセンサーの大きさや性能が画質の良し悪しにつながる大きな要素の1つです。
個人的に、初めてカメラを買うならセンサーサイズはAPS-C以上あったがいいと思っています。
一般的なスマホのセンサーはすごく小さいので、せっかくカメラを持ち歩くなら、違いが大きい程良いんじゃないかなと思います。
また、センサーが大きいとボケを活かした写真が撮りやすいという点も、付け加えておきます。
ただ、APS-Cセンサーより大きいセンサーで、フルサイズセンサーというのがあるので、そっちの方がいいんじゃないかと考える方も多いと思います。
確かに一理ありますが、今回の趣旨である10万円予算では残念ながら十分ではありません。(型落ちのカメラ本体だけなら買えるかもしれませんが、レンズまで厳しいです。)
それに、フルサイズだと大きく重くなってきますので、最初からおすすめはしません。
せっかく買ったのにカメラが重くて結局持ち出さなくなったって人を何人も見てきました。
一番もったいないパターンですよね。
しかも、X-E3のセンサーはX-trans Cmosセンサーという仕組みを採用しています。
詳しくは割愛しますが、富士フイルムの上位ミラーレス機が持つセンサーで、正しい色再現や、フルサイズセンサー並みの解像感を生み出す技術です。
今回、カメラを選ぶ中で、予算内かつX-TransCmosセンサーを採用している機種を条件に探した結果、X-E3が選択肢に入ってきました。
最後になりましたが、レンズです。
いくら性能がいいカメラでもレンズが無ければ写真は撮れません。
自分がポートレートを撮る時に良く使うレンズが50㎜という焦点距離を持つ標準レンズです。
XC35㎜F2とほぼ同じ画角のレンズで撮影した作例がこちら。
【作例】SONY Planar T* FE 50mm F1.4 ZA ポートレート撮影レビュー
GFX50RとGF63mmF2.8でポートレート撮影してみた。
僕が今回選んだXC35mmF2というレンズは、35㎜と書かれてありますが、フルサイズセンサーに換算すると1.5倍の焦点距離、52.5㎜のレンズとなります。
(よくわからなくても大丈夫です。とにかく、ベーシックな画角のレンズだと思ってください。)
このレンズはいわゆる単焦点レンズというズームが出来ないレンズになります。
不便に感じるかもしれませんが、単焦点レンズを使うと、ズームが出来ない代わりに自分が動くことになるので、自然と頭を使って撮ることになりますし、写真がすごく上達します。
寄って撮っても引いて撮っても対応できる程良い画角なので、柔軟性も十分にあり、おススメ出来ます。
また、単焦点レンズらしく、F2という明るさを持っているのもポイントです。
(Fの後の数字が低いほど、いわゆる明るいレンズとされ、暗所で有利だったりボカした写真を撮りやすいとイメージしてください。)
よくあるズームレンズはF5.6とかの明るさのレンズが多いので、F2は3倍明るいレンズだと言えます。
(ズームレンズは一見、便利だと思うかもしれませんが、明るさ的にはあまり期待出来ないものがほとんどです。)
明るいレンズを使うのは楽しいですよ!
10万円の予算でカメラを始めるならX-E3とXC35㎜F2の組み合わせがおすすめ!
以上の様な理由から、自分はX-E3とXC35㎜F2を選びました。
ちなみに値段は価格.comで調べています。
新品のカメラレンズを買うならここが最安安定ですからね。
ちなみに中古でもOKという人は、選択肢がもっと増えます。
【実例金額公開】中古カメラ、中古レンズの購入がおすすめな3つの理由。
今回の記事、もし参考になりましたら幸いです!
それではまた!