デジタル写真のプリントをおすすめする3つの理由
なぜ写真プリントがおすすめなのか?
自分は撮った写真はSNS等で画像データとしての使用がほとんどで、物理的なプリントはほとんどやったことがありませんでした。
デジタル全盛の時代ですから、同じような人は多いんじゃないでしょうか?
ただ、プリントには画像データにはない魅力があるのが確かです。
デジタルカメラや写真の事を理解していく中で、プリントにしか出来無い魅力がわかりました。
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1.思い出を形にして残せる
2.インテリアにしたり、展示が出来る
3.デジタルカメラの画素数を活かせる
1.思い出を形にして残せる
アナログな物って魅力だと思います。
デジタルの時代だからこそ、より感じるものがあるんじゃないかと思います。
また、デジタルデータだとPCが壊れたり間違えて消して無くなってしまうこともありますよね。
先日、インタビューマガジン「Life Update Unlimited」で、ジャパネットたかたの創業者である髙田明さんのインタビュー対談を撮影したのですが、
写真はプリントして残してこそ価値があると語っていたのがすごく印象に残っています。
プロインタビュアー早川洋平サイトより一部抜粋
髙田:ぼくは25歳でカメラの世界に入ってから、よく店頭に立っていました。
平戸の田舎の店なので、ときどきおじいちゃんが風呂敷包みを持ってやって来たりしました。
1、2分かけて風呂敷を開き、中からフィルムやカメラを取り出すのです。
ぼくはお客さんの相手をしながら、会話することが楽しみでした。
そのうち写真がもたらす価値について考えるようになったのです。
写真ってなんのためにあると思いますか?早川:思い出やそのときの記憶、感情を残すためですか?
髙田:そうですね。今みんなスマートフォンで写真を撮るでしょう。
あれは完璧にダメです。早川:完璧に、ですか?
髙田:撮ることに満足しているだけなので。
写真は目に触れることによって、自分の人生を想像しているんですよ。
本当はプリントするのがいいんです。
子どもの成長の記録はぜひ壁に貼ってください。
1歳、2歳、3歳という順に。
撮った写真をすべてプリントするのも良いかと思いますが、一般的には結婚式や子供の誕生と成長、イベント事など、人生の節目毎に
思い出をプリントとして残していくことになろうかと思います。
アルバムを作ってみたり、1枚写真にしてみたり方法は様々だと思いますが、振り返って見返してみる楽しみはプリントならではなのかもしれません。
2.インテリアにしたり、展示が出来る
プリントしたものはインテリアとしても使えるのがいいかと思います。
おしゃれな写真をセンス良く飾ると、映えますよね。
人を家に招いた時に、単純に綺麗だと思ってもらえたり、話の種になったりするのもいいですね。
また、本格的に写真で作品撮りをしている方は、その作品をまとめてプリントし、展示するのもいいと思います。
最近ではカフェとか小さな写真店とかでも展示が出来たりもするので、アウトプットの方法として使えます。
3.デジタルカメラの画素数を活かせる
上記と比べて色気のない話なのですが、個人的にはプリントの動機になる本質的な話です。
「最近のデジタルカメラの画素数って多すぎますよね?」
2000万画素とか当たり前で、カメラによっては3000~6000万画素とかになっている時代です。
残念なお知らせですが、パソコンやスマホなんかで見る写真データは、ここまでの画素数は必要ないです。
ちょっと誤解もあるかもしれませんが、あえて言い切りました。
ご承知の方も多いかと思いますが、知らない方にむけて理由を書きます。
皆さん、ご自宅にテレビありますよね?
今だとほぼほぼ、フルHDや4Kと呼ばれる画素数のテレビをもっていらっしゃると思います。
これらのテレビがどれだけの画素数かというと・・・
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フルHDテレビの解像度
1,920×1,080=約200万画素
4Kテレビの解像度
3,840×2,160=約800万画素
ご覧のとおり、高級な4Kテレビですら800万画素程度しかありません。
2000万画素の写真は、4Kテレビの2.5倍もの情報量を持った写真だと言えます。
つまり、せっかくの写真データをディスプレイ上で表現するには現状では限界があり、持て余しているということになります。
そうした点で、プリントだったら大きく印刷することで豊富な情報量を持つ画像データを活かすことが出来ます。
個人的には、せっかく高画素機も使っているから大きくして見てみたいなと思いますので、プリントならではの魅力だと思います。
プリントしてみよう
先日、久しぶりにプリントを試してみて、やっぱりいいなって魅力を再確認しました。
プリントしたことない方や、最近してないなって方、プリントしてみませんか?
自分もこれからプリントをする機会を増やして、皆さんにも情報をお届け出来たらなって思っています。
ちなみに最近、メタルプリントというサービスを利用してみました。金属への写真印刷は初めてだったのですが、思いのほか良かったです。
それではまた!