【ストロボは危険?】赤ちゃんやペット撮影での話

初心者向け

赤ちゃんや犬、猫などのペットを撮る時にストロボって危険なの?

・・・という疑問を昔持っていました。
ストロボで目を悪くさせてしまうんじゃないかなど。

今なら当たり前にわかります。
一般的な知識があれば危険ではありません。
そんなの知ってるよって方は、当たり前の話がこれから続くだけですので、是非別の記事をご覧くださいw

ピカって光ったら目を傷めるんじゃないの?

まず大前提として、人間やペットには瞳孔という目の部分があります。
周囲の明るさに合わせて、開いたり閉じたりして目に入る光の量を調整する絞りの様な機能を持っています。

夜を想像してもらえばわかりますが、暗い時に急にライトを当てられるとまぶしいですよね。

暗い時は少しでも光を取り込もうと、瞳孔が開きます。
その状態の時にライトの様な強い光が来るとまぶしさを感じるわけです。

つまり、まぶしさは瞳孔の状態に大きく左右されるわけです。
晴れやかな日中にライトを向けられても、そこまでまずまぶしいとは感じないはずです。

直射光や目の近くで発光させるのはやめよう

とは言え、一般的に夜とか光の少ない室内などの暗いところで使うことが多いですよね。

ストロボの光は、発光箇所に近ければ近いほど強さが増しますので、周りが明るくても至近距離で当てるのはやめたがいいです。
一度、自分に同じ位置で光を当ててみて、どのくらいまぶしいか試すのもいいかもしれませんね。

また、ここが一番大事なのですが、カメラ側の設定でストロボの光量を増加させることが可能です。
方法は以下の2つ

1.ISOを上げる
2.レンズの絞りを空ける(明るいF値のレンズを使う)

この方法を使えば、ストロボの光量を上げずにストロボが当たった箇所の明るさをコントロール出来ます。

カルピスの原液の甘さは変えられませんが、水の量設定で甘さをコントロール出来るのと一緒です。(たぶん)

なので、夜はISO感度を高めにして、ストロボが弱い発光であっても十分被写体を明るく出来る状態にして使うのがより安全です。

以上、サラッと書いてみました。

ペットへのストロボ