【作例】SONY純正レンズ FE 35mm F1.4 ZA でポートレート撮影で使用した感想
FE 35mm F1.4 ZA はポートレート撮影で大活躍のレンズ
α7RⅢユーザーのしんしゃです。
今日はソニー純正のフルサイズ換算35㎜レンズをポートレート撮影で愛用しているので作例を載せながら感想を紹介します。
今回の内容はこちら。
SONY Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA
焦点距離:35mm
開放絞り:F1.4
最小絞り:F16
フィルター径:72mm
絞り羽根:9枚
最短撮影距離:30cm
重量:630g
SONY Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA 【F1.4 1/50 ISO100】
FE 35mm F1.4 ZAを購入した理由
自分は単焦点レンズを好んで使用します。
これまでポートレート撮影を5年以上続けてきて思ったのですが、よく使用する焦点域が以下の通りでした。
- 35㎜ 背景の雰囲気を広く入れられる
- 50㎜ 寄っても引いても良しの万能焦点距離
- 85㎜ 歪みが少なく、背景整理が得意
24㎜や135㎜を良く使う人もいると思いますが、自分的に一番しっくりくるのはここらへん。
初めて購入したSONYのミラーレス機がα7RⅢでも当初はCANON用の35㎜(TAMRON 35㎜F1.8)を使って35㎜レンズでのポートレート撮影を楽しんでいました。
ただ、このレンズを使った海外フォトグラファーの作例を見てるうちに、欲しくなったのが購入の理由です。
より明るいF1.4のレンズを使いたいなと思っていた事も後押しとなりました。
FE 35mm F1.4 ZA 【F1.4 1/2000 ISO100】
FE 35mm F1.4 ZAの長所
ボケ味が良いです。
これは個人差あると思いますが、僕的には好みだったため、このレンズの長所だと思いました。
わざわざ重たいF1.4のレンズを選ぶんだから、開放のボケ表現を楽しみたいですよね。
必然的にボケ味が好みかどうかがポイントになるかと思います。
ですので、ブログを見てくださる方が参考になるよう、開放でボケが目立つ作例をセレクトしてみました。
また、aps-cモードで52.5mmになるため、50㎜の代わりに使えるのも良いです。
α7系はワンボタンでaps-cモードに行けるのでレンズ交換しにくいタイミングですごく便利です。
F1.4なのでaps-cモードでも十分にボケますし。
FE 35mm F1.4 ZA 【F1.4 1/1250 ISO100】
FE 35mm F1.4 ZAの短所
- 開放でそこまでシャープでなく、隅など解像が甘い
- 開放で周辺減光が顕著
- やや重たく、価格が高め
こういったところでしょうか。
ただ、ポートレートで撮る分は上記2つはあまり関係ないですね。
隅はあまり気にしなくていいし、シャープさも最近はカリカリのレンズが多いので差があって個人的には好きです。
人を撮る分にはシャープすぎなくてもいいし、必要なら後処理でシャープネスかけたらいいかなと。
周辺減光も被写体を目立たせる効果がありますし、こちらも後処理でどうとでもなりますね。
重ためなのと価格が高めなのはしょうがないですね…
実際新品が16~17万くらいします。
ただ、最近は35㎜レンズが豊富に出てきてるので値下がりしてきてて、中古なら10万円切るものもあるようです。
中古購入はおすすめです。自分もこのレンズは中古で購入しました。
【実例金額公開】中古カメラ、中古レンズの購入がおすすめな3つの理由。
以上が、FE 35mm F1.4をポートレート撮影で使用してきての感想になります。
何か参考になれば幸いです。
(※追記)ちなみに自分は現在、一眼レフ用のTAMRON SP 35㎜F1.4に買い換えて使用しています。
【作例】α7RⅢとタムロンのSP 35mm F1.4 でポートレート撮影をしてみた感想
もし、もう少し広角の24㎜レンズでポートレートしてみたい方はこちらが参考になるかもしれません。
24mmの広角レンズでポートレート撮影した作例(FE24mm F1.4 GM)
それではまた!