夜撮影の味方、ストロボを使ったポートレート撮影

撮影方法

夏の日中は暑いので、ストロボ持って夜ポートレートに出かけよう

今年も異常気象な夏がやってきました。
日中の暑さは、撮影に行く気もなくしてしまうって方も多いのでは。
ポートレートだとカメラマンもそうですが、モデルさんも大変ですよね。

なので、日が沈んで暑さも和らいだ夜のポートレート撮影をおすすめしてみます。

夜ポートレートに必要なもの

何もなくても撮れますが、以下のものがあれば撮影の自由度がアップします。

①三脚
②ストロボ(LEDライト)
③黒レフ

①の三脚は夜景撮りでも使う思うんですが、ポートレートでも使えますね。
単純にシャッタースピードを長めに撮るためですね。
後はストロボと黒レフを組み合わせたり、アシスタントいないと無理な状況でセルフタイマーと一緒に使ったりします。

この写真なんかは、三脚使ってストロボを当てつつ、黒レフでモデルに当たっている演色性が低い街灯光を切って撮影しています。

②ストロボは被写体の明るさを確保するためなのと、演色性を上げるために使います。
演色性が高いと本来の色味が出ますが、街灯なんかは演色性が低く、いい色になりません。
演色性が低い=絵の具が足りていない様なものだとイメージしてもらえたら分かりやすいかと。

③の黒レフはそうした演色性の低い光が被写体に当たらない様にリセットするために使います。
ご想像のとおり、光を切るためモデルは暗くなります。
ですので、そこにストロボを当てて明るさを確保します。
と言いつつ、気楽に撮る分はそこまでやらなくてもいい気もしますが・・・

そんなの持ってないよって人のために

ド定番なのは自動販売機の光とかが使えます。
光も演色性が高めです。
これは、飲み物のパッケージが美味しそう見えるように、演色性に気を使っているためなんでしょうね。

近づけば近づくほど明るいのですが、そうすると光が当たらない部分がガッツリ暗くなって、
女性などにはコントラストが強すぎる感じになるので、適度な距離を取りながら角度調整するのがおすすめです。

三脚もなく、手振れが怖くシャッタースピード遅く出来ない場合は、迷わずISOを上げていいと思います。
最近のカメラは高性能なので大伸ばししなければ全然使えます。
TOPの画像なんか、ISO12800で撮ってみてましたw
多少ザラザラしてますけど、個人的にはこれも味があって良いかなと。

さあ夜の街に出かけてポートレートを撮ろう

僕は昔夜撮影なんて無理って思ってたのですが撮影経験を積むうちに楽しめるようになりました。
やったことない方もぜひチャレンジしてみてください。
ちなみに、1枚目と3枚目はSONYの135mm STFレンズで撮りました。
なかなか夜の作例が無かったのでこの間試してみたんですが、やはり素晴らしいレンズだと思いました。
STFレンズが最高な件。Laowa 105mm F2 and SONY 135mm F2.8 作例
興味あったら見てみてください。

それではまた!