野球やサッカー撮影向きのおすすめレンズ【初心者向け】【2023年対応】
野球やサッカー撮影向きのおすすめレンズを紹介
スポーツ観戦と言えば、写真撮影しようとするとかなり難しい印象があります。
理由としてはカメラの設定(シャッタースピードの上限を決めて、ISOで明るさコントロール)の難しさとかもあるんですが、
遠くを撮れるレンズが必要という敷居の高さもあるんじゃないかなと思います。
(スマホじゃ無理ですからね。)
なので今回、カメラとかレンズをまだ持っていなかったり、スポーツ撮影向きのレンズを探している人に向けて、おすすめを紹介します。
この記事を見ている人はカメラ初心者の方達が多いかと思いますので、難しい説明は避けて、簡潔に書いていきます。
ちなみに今回紹介しているのは全てミラーレスカメラです。
スポーツ撮影するなら一眼レフじゃないの?ミラーレスって大丈夫なの?って偏見満載な方は、下記をさっと読んでから戻ってきてください。
一眼レフとミラーレスの違い。どっちがいいの?【カメラ購入前必読】
大前提:予算次第で選択肢は変わる
選択肢は2つありますので、選んでください。
【A】観戦に沢山行く。値段が高くても性能の良いカメラやレンズが欲しい。
【B】観戦に行く回数が少ない。なるべく安価なカメラやレンズが欲しい。
【A】観戦に沢山行く。値段が高くても性能の良いカメラやレンズが欲しい。
スポーツ観戦が趣味な方でしたら、せっかくなので多少値が張ってもいいカメラを買うのが良いと思います。
あなたしか撮れないポジションや角度から、あなたしか撮れない瞬間を写真に残せるのは、とても価値のある事だと思います。
結論から書きます。
コスパとかも考慮した上で私が勧めるのはこのセットです。
このカメラに合わせるレンズはこちらがお勧め!
EOSR7は2022年6月に発売された機種です。センサーサイズはフルサイズよりやや小さめなAPS-Cとなります。
ただ、この機種は手振れ補正内蔵のカメラで、オートフォーカス性能(動く人等に瞬時にピントを合わせる機能)が優れています。
一昔前のプロカメラマンが苦心して撮っていたものがカメラ初心者でも簡単に撮れるように自動で補助してくれるのが素晴らしいです。
そしてレンズの方ですが、フルサイズ換算で150~600㎜の広い範囲をカバーしてくれます。
これだけの範囲があればサッカーでも野球でも不自由なく対応できると思います。
(ただし、近いのを撮る場合はあまり向きません。5mは距離を離したいところです。)
写真に詳しい人は若干暗めなレンズであると思うかもしれませんが、コスパ重視です。
それに、カメラ側の高感度耐性と手振れ補正があるため、不自由なく撮れると思います。
(お金に余裕があれば下記が良いんですが、自分は無理ですw 1段くらい明るい+750㎜まで撮れるのは良いのですが・・・)
次点でおすすめなのが、SONYのαシリーズです。
お金に余裕があれば、このセットがおすすめです。
併せて60万コースですw
ただ、冗談は一切抜きにして、この組み合わせで持っておけば何でも撮れます。
シンプル。
なぜこのカメラ(α7RMkⅣ)がいいかというと、まず1秒間に10枚の撮影が可能な点。
スポーツのプレースピードは速いものが多いで、撮影の際は連射がメインになります。
その点、秒間10連射はスゴイです。
オリンピックとかサッカーの試合で、試合会場の端でバカデカいレンズを使って撮影している報道カメラマンとか見たことありませんか?
彼らが使ってるカメラが秒速12とか14、16連射あたりです。(メーカー・機種によって差がある)
10連射はそれらには負けてますが、一般的には十分すぎる性能で不満は出ないと思います。
加えて、α7RMkⅣは6100万画素という高画素機です。
最近のIphoneも良く写るので驚くことがありますが、あれでも1200万画素程なので、5倍の画素数になります。
画素数が多いという事は、大きくプリントしても破綻がありません。
また、プリントしなくても、写真を切り取って使う(トリミング)ことに対しても耐性があります。
例えばこの2枚の写真を見てください。
下段が切り取り前です。
画素数が高いカメラだと、この様に撮影後に疑似的にズーム撮影したように使うことも容易です。
ちょっと遠すぎて小さくしか撮れなかった時、普通なら使えないボツ写真を高画素機なら救えたりします。
また、SONYのカメラ全般に言えますが、オートフォーカス性能が抜群で、特にこのα7RⅣは自動で瞳を追いかけて撮影してくれたり、初心者でも失敗の少ない写真を撮ってくれるのも大きな特徴です。
※追記:2022年現在、より凄まじいカメラが登場しています。
画素数こそ1,000万画素程さがりますが、1秒間に30枚もの撮影が出来る文句なしにSONYの現状最強のスポーツ撮影カメラです。
これは欲しい…(お金に余裕があれば)
ちなみにスポーツ観戦時には撮影枚数が莫大になります。
特に最近は高画素のカメラが増えていることもあり、SDカードは余裕をもって選びたいところ。
カード交換中に大事なシーンを逃すとかあったら最悪です。まじで。
容量も大事ですが、あまり安価なSDカードだとカメラとの通信速度が遅いために連射中に一時的にシャッターが切れなくなったりすることもあります。
ケチらずにしっかりしたSDカードを選びたいところです。
2つのカメラとレンズを紹介しましたが、ちょっと高すぎると思った方もいると思います。
もちろん性能がいいのはわかるんですが、現実的な選択肢にならないと意味がないと思いますので、妥協策も用意しました。
こちらの組み合わせはどうでしょう。
これはセットで35万。
カメラはα7RⅣと比べて、連射数は一緒ですが画素数が2400万画素なのと、AF性能が若干落ちるのが主な違いです。
レンズは、300mmまでと望遠が弱めになります。
ちなみにレンズの焦点距離ですが、スポーツ撮影になると、100~200mmは最低でも欲しいかなと思います。
個人的には観戦する場所にもよりますが、350~400mmは欲しいです。
【B】観戦に行く回数が少ない。なるべく安価なカメラやレンズが欲しい。
出来るだけ安価に済ませたい場合は、こちらのセットがおすすめです。
子供の運動会とかでも活躍すると思います。
こちらのカメラになると、センサーという光を受ける箇所のサイズが今までより一回り小さくなります。
(影響として、暗所での撮影耐性が下がったりします。)
今までのα7がフルサイズ(センサー)カメラなのに対し、APS-C(センサー)カメラと呼ばれます。
ちなみにレンズの方ですが、APS-Cサイズのセンサーカメラ用でありながら、これまで紹介したα7の方でも使用可能です。
厳密には端の方が暗く写らないので、トリミングするか、Super35モードという機能を使って撮影する形になります。
レンズを安くすませたい時には使える裏技です。
とは言え、もっと安く欲しい
正直なところ、スポーツ撮影をするためにはある程度の能力を持ったカメラが必要です。
これ以下になると、撮れたらラッキーくらいに思っていた方がよいです。
観戦メインにしながら、たまに撮る程度ならありかなと。
こちらは望遠が効くコンデジです。
こちらのレンズはもはや、マニュアルフォーカス(手動)です。
超望遠なのにめちゃくちゃ安いw
望遠鏡みたいな感じですね。
実際、お金を捨てた気になって、思い切って買ってみましたw
画質自体は想像よりも良く、びっくりしました。
ゴミみたいなものを想像していたのでw
ただ、動きものは正直厳しいです。
遠くにいるアップ中の選手とか、突っ立ってるところとかだったら撮れるとは思います。
肉眼で見えないところを写せる可能性があるという意味では、無いよりもマシですねw
結論:スポーツ撮影は初期投資が高め
写真撮影にはいろいるジャンルがありますが、スポーツ撮影はなかなか初期投資にお金がかかる印象です。
そこはどうしても避けられないため、満足できずに何回も買いなおしたりするよりは、最初からある程度良いものを買ったがいいと思います。
ちなみにカメラ・レンズを購入ではなくレンタルするサービスもあります。カメラ・レンズをレンタルしよう【GOOPASS】
購入が難しい場合は考えてみてもいいかもしれません。
そこが難しいなら撮影を諦めて、観戦に集中する方が良いんじゃないかなって僕なら思います。
他にもスポーツ関係で記事を書いてましたのでご参考まで。
【イニエスタ】サッカー観戦で上手に写真を撮る方法や注意点【ヴィッセル神戸】
それでは皆さん、良いスポーツ観戦ライフをすごしましょう!