中判カメラ、GFX50Rを購入してみた感想。

カメラレビュー

富士フィルムから発売されているGFX。
フルサイズの1.7倍もの大きいセンサーを持つカメラでどの様な写真が撮れるのかすごく気になっていました。

周りに持ってる人もおらず、情報も少なかったので、実際に体験してみるしかないと、思い切って購入してみました。
もし試してみて合わなければ、売ればいいですし!w
(詳細は後日書きますが、かなり安く手に入れる方法があったことも購入の後押しとなりました。)

同じようにGFXが気になっている人に向けて購入後のレポートを書いてみます。

中判カメラGFX50R、その性能(外観・機能編)

まず、見た目がいい。
富士フィルムらしいレンジファインダースタイルのボディがすごくカッコいい。
そして、中判カメラと思えないくらいにとても軽い!

本体外形寸法
(幅)160.7mm×(高さ)96.5mm×(奥行き)66.4mm
撮影時質量
約775g(付属バッテリー、 メモリーカード含む)

イメージとしてはフルサイズ一眼レフカメラくらいの重さですかね。
軽量フルサイズを謳ったCANONの6DMarkⅡと10g差なのを考えると、ミラーレスの恩恵は大きいと感じます。
X-PRO2と見比べても、そこまで大きく感じないサイズ感なのがすごい。

X-PRO2との比較

各社フルサイズミラーレスとの比較
(すべてバッテリー、カードを含む)
・α7RⅢ 約657g
・EOS R 約660g
・Z7   約675g

約100g差でセンサーは1.7倍と考えると、十分軽いなと思いました。
ちなみにGFX50Sが約825g(付属バッテリー、メモリーカード含む)、EVF装着時 約920gです。

ダイヤル

富士のカメラは設定ダイヤルが沢山あって、すごく触り心地も良いので撮ってて楽しかったり、所有欲を満たしてくれます。
最近はなんでもオートだったり、アナログ感が少ないカメラが多くなる中、富士のこだわりを感じます。
X-PRO2に似た作りですが、シャッタースピードダイヤルの中央には誤作動防止のロックボタンがついていたり、撮影の幅を広げてくれそうな、バリアリングモニターも付いてます。

ストロボシンクロ同調は125分の1秒です。
ここは注意が必要だと思いました。
自分もここが一番気になっていましたが、同じ中判カメラのPENTAX 645Zも同様でしたので、本体シャッターだとこの速度が限界みたいです。
ハイスピードシンクロとかを上手く活用したいところです。

中判カメラGFX50R、その性能(実写編)

気になるGFXの描写ですが、サンプルをあげてみます。
素の状態が良いと思いましたのでjpeg撮って出しです。

picture of wall

picture of tree

カラークロームエフェクトも試してみました。

カラークロームエフェクトとは?
陰影のある色鮮やかな花のように、彩度が高く階調表現が難しい被写体において、従来よりも深みのある色再現、階調再現が可能です。
【富士フィルム公式HPより】

OFFの写真

ONの写真
after

色飽和っぽくなっているところが、ONすることで落ち着き、余裕をもった表現になっている様に見えます。
リッチな色合いですね。

まだ実写サンプルが少ないのですが、近いうちにポートレート撮影で使ってみて、載せてみたいと思います。
とりあえずのGFX50R、ファーストインプレッションでした。