トキナー Firin 20ｍｍ F２ポートレート撮影での作例
Firin20mmF2を使ってみた感想
こんにちはしんしゃです。
ふるさと納税でレンズが手に入るって知ってますか？
埼玉県三芳町というところには、レンズ等のメーカーであるケンコー・トキナー社があるそうです。
ふるさと納税を収めれば、実質タダ同然でレンズが手に入るってことで手続きしてみました。
選んだレンズは、Firin 20mm F2 という広角レンズ。
AF版もあるのですが、自分は納税金額との兼ね合いでMF版にしました。
ただ、動画用途でも手持ち自撮りとかで使える画角なので、動画も考えている人はAFタイプをお勧めします。
このレンズで長所に感じたのは以下のとおり。
・20ｍｍもの広角に関わらず、F2と明るい
・軽い
・コマ収差が少なく星とかがちゃんとした点で写る
・描写もいい
20ｍｍもの広角って、被写体の歪みが気になったりするため、一般的にポートレートではあまり使われないんですが、
軽いし、星撮り用にもなるから持っておいて損はないかなと思いました。
ポートレートでの使用感
ある程度写したいものが決まっていて、広く写したい時にいいなと思いました。
TOPの写真は、何度か訪れた場所だったので、あらかじめこのレンズでこういう絵が撮れる想定が出来ていたので持っていきました。
逆に、漫然と持っていってもなかなか出番がない印象。
24㎜F1.4でも、同じような感覚がありますが、20㎜の方がよりスペシャリスト的な使い方になる印象です。
24ｍｍの広角レンズでポートレート撮影してみた結果。（FE24mm F1.4 GM）
ただ、自分は24㎜と35㎜を持ってるんですが、そういった広角寄りのレンズが無くて、20㎜だけだったらもっと使用頻度は増えたのかもしれません。
画面の構成要素をばっちり考えたり、下準備をしてから撮る様な作品撮りに良さそうです。
例えばTOPの画像は、20㎜だとこのくらいの範囲が写るという事を知っていたので、準備して持っていきました。
そういうわけで、画質的には満足してますし、ポートレートで十分に使えるレンズであるのは間違いないですが、ことポートレートに関しては気軽に使うタイプのレンズでは無いことだけは注意が必要かと思います。
20mmポートレートは広い範囲を収めたい時に便利。
夜景や星景での使用
せっかくなので、ポートレート以外で撮った写真も。
ちょっと注意が必要なのは開放時に周辺減光落ちがかなりあります。
コンパクトなレンズなのでしょうがないですが。
星とか開放で撮りたいのでちょっとしたジレンマだったりしますが、現像時に後処理したり、場合によっては若干トリミングしてもいいし、
やりようはあるのかなと思います。
ふるさと納税で手に入るのは結構おいしいと思いますので、興味のある方は試してみてもいいんじゃないでしょうか？
それではまた。