ストロボ直射を使って写真にバリエーションを加えてみた【初心者向け】

撮影方法

ストロボ直射を使って写真にバリエーションを作ってみた

今回、上記についてストロボを使った事がない人や初心者向けに書いてみます。

使った事がない人にとって、ストロボは敷居が高いイメージだと思います。
実際自分も初めのうちは全然使いこなせず、今も勉強の日々です。

今回、ストロボにアクセサリーを付けずに照射する直射での撮影例を紹介したいと思います。

ただし、カメラの上にストロボを載せていない、オフカメラストロボでの話になります。ご了承ください。
(カメラからストロボを離して設置し、無線コマンダーでタイミングよく光らせているもの。)

最近は、NISSINさんなど、お手軽な価格でオフカメラストロボが楽しめる商品などを扱っているし、初めてだったらフリマ系で販売している中古ストロボでも十分楽しめるんじゃないかと思います。

後は、ストロボを設置するためのライトスタンドがあれば便利です。
ストロボ用の三脚みたいなもので、こちらも中古品でいいと思います。

クリップオンストロボ 直射

ストロボ直射のおススメセッティング方法3選

自分の経験なのですが、ストロボを使い始めた当初は、ストロボを使っている感じが写真上に強く出やすく、そうした感じが自分は好きでなかったため、扱いが難しいなと思っていました。

細かい話は今回割愛し、ストロボっぽさをあまり出さず、括、初心者にもおすすめなセッティング方法を3つ上げてみたいと思います。

    1.窓の外に配置
    2.街灯の様に配置
    3.逆光太陽光の様に配置

ストロボっぽさを出さないための方法はいくつかありますが、太陽や街灯など実際に存在している様なものに模して使うのが今回のセッティング方法になります。

ストロボ 直射撮影

1.窓の外に配置

この方法では、外から室内に夕日が入ってきているようなイメージで、太陽を模したストロボをベランダに置き、窓ガラス越しに室内に向けて直射する方法です。

太陽を模しますので、ライトスタンドを使ってちょっと高めの位置に設置するといい感じになりやすいかと思います。
また、夕日の雰囲気を出すため、オレンジ色のフィルターをストロボに張り付けて使っています。

撮影の日は曇りだったのですが、ストロボを使うことで一つ違ったパターンの撮影が出来たかなと思います。

ストロボ直射で夕日のイメージ

2.街灯の様に配置

この方法は夜ポートレートの時におススメです。

下の写真を見てもらえばわかるように、夜の街灯は局所的に照らすスポット的な光になっています。

ストロボを高い位置に設置して直射することで、ストロボではなく街灯からの光の様な感じに仕上がりました。
実際、被写体が立っている位置は真っ暗でしたが、背景の雰囲気が好きだったのでストロボを加えて構成してみました。

これは好みですが、あまり光を広げたく無かったのと、クールなイメージにしたかったので、照射角を狭めるグリッドを付けて直射しています。

ストロボ 直射撮影2

3.逆光太陽の様に配置

この方法は、TOPの写真に使った方法です。
カップルフォトでの写真なのですが、当日は太陽が見えない曇りの日でした。

せっかくなのでドラマチックな感じのバリエーションも欲しいと思い、夕日が2人の間から顔を覗かせている様なイメージで撮ろうと思いました。

2人の背後にライトスタンドを設置して、ストロボ前にオレンジフィルターを張り付け(定番)、照射しています。

出来るだけ照射角を絞って、ストロボ位置も被写体から離したい(太陽は小さく写るので)ところです。
ただ、ストロボのパワーもそれぞれですので、出来上がりが良いバランスになるよう、調整しながら撮影をしたらいいと思います。

ストロボ 直射撮影3

ストロボ初心者の方、是非試してみてください

今回、初心者の人でも使いやすいストロボセッティング方法をあげてみました。

ストロボ関連ですと、以前書いた夜ポートレートの話も参考になるかもしれません。
夜撮影の味方、ストロボを使ったポートレート撮影
興味あればご覧ください。

これからストロボ関連の記事をちょこちょこ書いていこうと思ってます。
それではまた。